直至山 浄土院 見性寺   お問合せ 仏教美術

肖像写真をクリックください。☛解説動画が視聴できます。知の巨人とされる東北大学名誉教授による日本の仏教美術そして歴史に対する深い洞察による的確な解釈と言説は月日の経過とともに日本国民の納得と信頼が高まっています。

 



 

田中英道(ひでみち)東北大学名誉教授

 

ボローニャ大学・ローマ大学客員教授として教壇に上がり、国際的学術組織である「国際美術史学会」副会長を務めた経歴を持つ「西洋美術史研究の世界的第一人者」である東北大学名誉教授の田中英道氏(1942~)は戦後間もなく東大卒業後の24才からヨーロッパの各国の招聘による公費留学。「ルネサンス」発祥の国・イタリア、芸術大国・フランス、文化国家・ドイツなど、西洋文化の中心地において研究に没頭されました。

 以来50年以上、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、フェルメールなど、多くの著名な画家に関する国際的な新説・新発見を次々と世界に発表し、80歳の今なお第一線で活躍中。フランス語や英語で著した論文の数々は世界の一流学者が引用する国際的な文献となっています。

国際的な高い見識と磨き上げられた鑑識技術で日本の仏教美術を返り見た時にその価値とすばらしさに括目されました。

 

日本では優れた歴史的文化遺産が正当に評価されておらず、飾り物になっていて本格的な研究がほとんど進んでいない実態に驚きと危機感を抱かれました。中年に至り日本に戻り、その後東北大学教授として教鞭をとりつつも西洋中心できた研究活動の軸足を日本中心に転換。現在は「日本国史学会」の代表など務め、真実の歴史を我々日本国民の手もとへ届ける諸活動を精力的に継続されています。